なぜ保育園に預けるのか?なぜ働くのか?
やはり2月になって「保育園落ちた」という悲痛な叫びがネットにたくさん上がってきましたね。
その記事に対するコメント等を見ているとどうしても反論したくなってしまいます。
0歳や1歳の子供を預けてまでなぜ働くのか?
この意見を言っている人はおそらく男性だと思います。
今乳幼児を抱えるママたちの世代は、学生の頃から「女性は結婚したら家に入って家事と育児をするものだ」という教育は全く受けていません。
むしろ、男性と同じように働いて、自立した生活をすることが当然だと言われて育っています。
そんな女性たちに「子供を預けてまでなぜ働くのか?」という質問は、「あなたが受けた教育はすべて間違っているよ」と言っているようなものです。
もちろん、経済的な理由から働きたくないのにしぶしぶ働いている人もいるでしょう。
でも多くの女性は「それが当然だと思っているから働いている」んです。
2、3歳くらいまでは仕事をせずに子供と過ごし、子供がママといるより友達と遊ぶほうが楽しくなってきたら、ママは仕事に復帰する
理想ですよね。でもそう簡単にできないんです。
政府も3年抱っこし放題などと理想を言っていることもありましたが…。
働かなくても将来の不安がない、十分な資産と配偶者の収入があれば、いったん退職して余裕が出来たら再就職し、新人からのスタートでも良いかもしれません。
でもそんな人一握りですから。
たとえ配偶者に生活には十分と言われる収入があっても、
結婚して子供ができるまでに貯めた、わずかな預貯金だけでは将来が不安すぎて精神衛生上良くないです。
だから、働きたいんですよ。
当然だと思って働き続けることで得られた自分の価値を落とさずに、今後も働きたいんですよ。
だから、保育園に預けて働かないといけないんですよ。
だから、保育園に預けられないと困るんですよ。
…だって、会社辞めなきゃいけないんですから!
まぁ、働かなくてもお金がもらえるなら別に働きたくなんてないですけどね。
親の資産がある友達なんかは本当に働きたくないといって辞めていきますがね…
羨ましい。